楊谷寺(読み)ようこくじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楊谷寺
ようこくじ

京都府長岡市西山にある浄土宗西山派の寺院。本尊千手観音立願寺と号し,柳谷観音通称される。大同1 (806) 年延鎮創建兵乱のために荒廃したのを,慶長 19 (1614) 年に志 荃が再建し,諸堂を復興した。眼病霊験ありとして信仰される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

楊谷寺
ようこくじ

京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷にある西山(せいざん)浄土宗の寺。通称は柳谷(やなぎだに)観音、西清水(にしきよみず)ともいわれる。山号は立願山。806年(大同1)京都清水(きよみず)寺の開祖延鎮(えんちん)が霊夢によって感得した十一面千手千眼観音を安置したのが起源で、のち白河(しらかわ)天皇の勅願所となって栄えた。こののち兵乱で廃絶したが、志(しせん)、是海らによって再興された。境内にある独鈷(どっこ)水は、810年(弘仁1)乙訓(おとくに)寺在住の空海が修法で得た霊水といわれ、病気平癒の香水、とくに眼病に霊験があるとして、いまも毎月17日は信者の参拝でにぎわう。[玉山成元]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ようこく‐じ ヤウコク‥【楊谷寺】

京都府長岡京市浄土谷柳谷にある西山浄土宗の寺。山号は立願山。大同元年(八〇六)延鎮が建てた観音堂に由来する。本堂は元祿年間(一六八八‐一七〇四)再興。境内の井戸、独鈷水(おこうずい)は眼病に効くといわれる。柳谷寺。柳谷観音。

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