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榎坂郷 えさかごう

百科事典マイペディアの解説

榎坂郷【えさかごう】

摂津国豊島(てしま)郡にあった中世の郷。大阪市府豊中市南部から吹田(すいた)市西部を占めた。1189年の奈良春日社領の田畑取帳によると面積約560町歩,東から垂水(たるみ)・榎坂・小曾禰(おぞね)・穂積の4村からなっていた。

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世界大百科事典 第2版の解説

えざかごう【榎坂郷】

摂津国豊島郡南部(現,大阪府豊中市南部および吹田市西部)に成立した郷。12世紀末の検注帳によると春日社領336町2反余をはじめ,東寺垂水(たるみ)荘町3反余,清住寺領46町6反余など十数寺社領を含めて557町3反140歩の耕地から成る。同郷の名は律令制下の豊島郡七ヵ郷の中にはみえないが,淀川支流の神崎川氾濫低湿地と千里山丘陵南端台地を含んでおり,弥生後期以降の住居,水田遺構が発見されているところからみて早くから開発されていたと考えられる。

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世界大百科事典内の榎坂郷の言及

【垂水荘】より

…摂津国豊島郡榎坂(えざか)郷(現,大阪府吹田市西部と豊中市の一部)内にあった東寺領荘園。田数は約90町。…

※「榎坂郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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