(読み)クスノキ

デジタル大辞泉 「樟」の意味・読み・例文・類語

くす‐の‐き【×樟/×楠】

クスノキ科常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートルにもなり、長命。葉は卵形表面につやがある。5月ごろ、黄白色の小花を密生し、実は熟すと黒色全体に香りがあり、樟脳しょうのうをとる。クスノキ科の双子葉植物は約2500種が熱帯から暖帯に分布し、葉は主に常緑で、香りのあるものが多く、タブノキニッケイクロモジなどが含まれる。くす。

くす【×樟/×楠】

くすのき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「樟」の解説

樟 (クスノキ・クス)

学名Cinnamomum camphora
植物。クスノキ科の常緑高木,園芸植物,薬用植物

樟 (タブ)

植物。クスノキ科の常緑大高木,園芸植物,薬用植物。タブノキの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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