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民数記 みんすうき Bemidbar; Numbers

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

民数記
みんすうき
Bemidbar; Numbers

ヘブル語ではベミゥバル (「荒野にて」という意味) といい,旧約聖書モーセ五書の第4の書とも呼ばれる。英語名は,1~4章にあるイスラエル民族の数を数えたことを表わす七十人訳旧約聖書 (→セプトゥアギンタ ) の書名の訳からきている。

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デジタル大辞泉の解説

みんすう‐き【民数記】

旧約聖書モーセ五書の第4書。エジプトを出たイスラエルの民が、シナイ山を出発し、荒野を40年間放浪した後、約束の地カナンを臨むヨルダン川東岸に到達するまでの出来事が記されている。書名は、シナイ山を発つ前とヨルダン川のほとりに着いた後に、神がモーセに民の数を調べさせたことから。

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世界大百科事典 第2版の解説

みんすうき【民数記 Numbers】

旧約聖書の〈モーセ五書〉の第4番目の書。表題は,内容に人員調査が含まれているところから,〈数〉を表すギリシア語訳《Arithmoi》からきている。第1部はシナイでのできごとで,人員調査(1~4),聖所の奉献(7),レビ人の聖別(8)。第2部は荒野でのできごとで,イスラエルがシナイを出立し(10),荒野を横切り,40年の間放浪したこと(11~14,16~17,20)。第3部はエドム,モアブでのできごとで,トランスヨルダン,モアブの国境に達したこと(21),バラムの祝福(22~24)とペオルの背信(25),人員調査(26),モーセによる土地分割の規定(27,32,34~36)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

民数記
みんすうき
Numeriラテン語
The book of Numbers英語

『旧約聖書』の冒頭にあるモーセ五書の第四書。書名は、2回にわたって民の人員を数えた(1、26章)ことに由来する。ユダヤ教での別名「荒野にて」が示すように、内容は、イスラエルの民がシナイ山で神の掟(おきて)を授けられたのちそこを出発し、約束の地カナンへ入るまでの40年間荒野を放浪した物語。構成は、シナイ山での神との契約(1~10章)、シナイ山からモアブまでのさすらいの生活(11~21章)、カナン侵入を前にしてモアブでの諸準備(22~36章)。随所に浄(きよ)めや祭儀の規定、古いバラム物語などを含む。荒野の生活は苦しい試練の意味をもち、外敵との戦い、食糧や水の欠乏などの困難にあった民が、現在の困窮のなかの自由よりもかつての安逸な奴隷状態を懐かしみ、指導者モーセに対して不平、反逆を繰り返すが、モーセはそれらの苦悩を一身に負いつつ民を訓練していく。過去の歴史を通して、人間の罪と、それに勝る神の忍耐と愛を示す目的で記された書。[清重尚弘]

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