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汗疹(あせも) かんしんあせもMiliaria

翻訳|Miliaria

家庭医学館の解説

かんしんあせも【汗疹(あせも) Miliaria】

[どんな病気か]
 気温や室温の高い環境下にいるときに、くび、関節の内側、腹部や背中、わきの下などにできる、細かく赤い湿疹(しっしん)です。赤いあせも(紅色汗疹(こうしょくかんしん))は、幼い子ども、とくに赤ちゃんによくできます。
 また、高熱が出た後に、透き通った白い小さなぶつぶつ(白いあせも)ができることがあります(水晶様汗疹(すいしょうようかんしん))。
[原因]
 汗腺(かんせん)の閉塞(へいそく)によっておこります。汗腺は、おとなも子どもも、全身に200万個ほどありますが、体表面積の少ない子どもほど密に集まることになりますから、赤ちゃんほどあせもができやすいことになります。
 発熱時にできる白いあせもは、皮膚の一番外側の角層(かくそう)の中に汗がたまったときにでき、赤いあせもは角層の下にたまったときにできます。
[治療]
 まず、温熱、高湿度などの環境を改善することから始めます。エアコンを使用して過度の発汗を抑え、シャワーで汗を洗い流すか、冷タオルでこまめに拭(ふ)き取ります。軽いあせもであれば、これだけでも治り、薬を使うこともありません。
 炎症をともない、かゆみがあるような場合には、洗浄後に塗り薬を使います。塗り薬としては、マイルドステロイド外用剤か非ステロイド外用剤を使用するか、亜鉛華軟膏(あえんかなんこう)で湿った皮膚表面を乾燥させるようにします。
 モモの葉を煎(せん)じた汁を塗るなどの民間療法は、感染をまねくことがあるため、やめたほうがよいでしょう。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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