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浄衣(読み)じょうえ

デジタル大辞泉の解説

じょう‐い〔ジヤウ‐〕【浄衣】

じょうえ(浄衣)

じょう‐え〔ジヤウ‐〕【浄衣】

《清浄な服の意》
白布または生絹(すずし)で仕立てた狩衣(かりぎぬ)形の衣服。神事・祭祀(さいし)などに着用。
僧が着る白い衣服。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうえ【浄衣】

8世紀段階での浄衣は,写経所における経師,校生,装潢(そうこう)等の写経に従事する職員,また仏工・木工等の造仏技術者,その補助的作業を行う自進,仕丁,駈使丁や廝女(かしわでめ),そして奴にいたるまでの階層に支給された衣服をいう。おそらく写経や造仏が宗教的作業と考えられたため,これに関連する仕事を行う者の衣服が,浄衣と称されたものらしい。おおむね盤領(あげくび)の衣(袍(ほう))と袴(はかま),女性の場合は裳(も)の組合せであるが,(あお),汗衫(かざみ),褌,冠,襪や被,前裳,早袖等を含める場合がある。

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大辞林 第三版の解説

じょうい【浄衣】

じょうえ【浄衣】

神事・法会など、宗教的な行事にかかわる人の着ける清浄な衣服。普通、白色・無文で狩衣形。
僧衣。 「頭からげ-着て/平家 4

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

浄衣
じょうえ

(1)清浄な衣服の意で、祭祀(さいし)、法会(ほうえ)などのときに用いられる衣服。
(2)神事のときに着用する上着。白い絹か麻布で製した狩衣(かりぎぬ)形の衣服。この浄衣には括(くく)り袴(ばかま)が用いられ、狩袴と同じ六幅(むの)仕立てか四幅(よの)仕立ての袴が使われた。[高田倭男]

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