清閑(読み)セイカン

デジタル大辞泉の解説

せい‐かん【清閑】

[名・形動]俗事にわずらわされず静かなこと。また、そのさま。手紙文で、相手を敬ってその閑暇な状態をいうときにも使う。
「その庭に至ればはなはだ―で」〈中島敦・弟子〉

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大辞林 第三版の解説

せいかん【清閑】

( 名 ・形動ナリ )
清らかでものしずかな・こと(さま)。 「慈覚大師の開基にして殊に-の地なり/奥の細道」

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精選版 日本国語大辞典の解説

せい‐かん【清閑】

〘名〙 (形動) 清らかで、もの静かなこと。俗事にわずらわされることが少なくて静かなこと。
※文華秀麗集(818)上・嵯峨院納涼、探得帰字、応製〈巨勢識人〉「君王倦熱来茲地、茲地清閑人事稀」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)立石寺「山形領に立石寺と云山寺あり。慈覚大師の開基にして、殊に清の地也」 〔漢書‐蔡義伝〕

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