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満功 まんこう

世界大百科事典 第2版の解説

まんこう【満功】

曾我兄弟の母の名。または東京都調布市の深大(じんだい)寺など,各地の霊山の開基の僧の名。マンコウは満行(江,紅),万劫(公)などとも書く。1724年(享保9)市村座初演《嫁入伊豆日記》以後の歌舞伎や,また各地に伝わる伝説でも曾我兄弟の母をマンコウとするものが多い。しかし,《曾我物語》には母の名は記されていない。《東奥軍記》《和賀一揆(わがいつき)次第》(ともに江戸初期の成立か)などに伊東入道祐親の娘の名を〈まんこう御前〉とする。

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世界大百科事典内の満功の言及

【深大寺】より

…山号は浮岳山。寺伝によれば,733年(天平5)満功上人の開基とされる。満功は福満童子が水神深沙大王(深沙大将)に助けられ,武蔵柏野の里の長者の家に入婿して生まれた子で,後に法相宗の奥旨を極めたと伝える。…

※「満功」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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