種火(読み)タネビ

デジタル大辞泉 「種火」の意味・読み・例文・類語

たね‐び【種火】

いろりなどで、いつでも火がおこせるように残しておく少しの火。また、ガス器具などで、いつでも点火できるようにつけておく小さい火。
[類語]ほのおほむら火炎かえん光炎こうえん紅炎こうえん火柱ひばしら火先ほさき火の気火気火種口火発火点火着火火付き火加減火持ち残り火おき燠火おきび埋み火炭火火の粉火花火玉花火焚き火迎え火送り火野火

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精選版 日本国語大辞典 「種火」の意味・読み・例文・類語

たね‐び【種火】

  1. 〘 名詞 〙 いつでも火がおこせるよう、消さずに残しておく小さな火。また、点火するためにつねにともしておく小さな火。
    1. [初出の実例]「煙管の先で圧すと、すぐ種火が点じて煙草に燃えつく電気莨盆や」(出典:老妓抄(1938)〈岡本かの子〉)

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普及版 字通 「種火」の読み・字形・画数・意味

【種火】しゆか

火種。

字通「種」の項目を見る

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