ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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修験道(しゅげんどう)や御嶽(おんたけ)講の行者(ぎょうじゃ)などが、験術の一つとして、燃焼している炭火や火の上を渡り歩く儀礼。修験道では火生三昧耶法(かしょうさんまいやほう)とよび、その火によって世の中の穢(けがれ)や罪を焼き尽くし、同時に彼らの崇拝する火炎に包まれた不動明王と一体化すると考えられている。今日でも山岳宗教系の寺社などでは祭礼のおりなどに行っているところもあるが、近世期には信者や一般民衆に験術を誇示するといった目的から盛んに行われた。修験者の儀礼後に、現世利益(げんぜりやく)を願う信者たちを歩かせるといった形態も少なくない。火渡り儀礼は広く世界のシャーマンの間でもみられるが、燃焼力を獲得して霊的な力を発揮できる状態に到達した表現であるという。
[佐々木勝]
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