デジタル大辞泉 「火花を散らす」の意味・読み・例文・類語 火花ひばなを散ちら・す 互いに激しく刀を打ち合わせて戦う。転じて、激しく争う。火を散らす。「主導権をめぐって―・す」[類語]競う・競争・比べる・競合・角逐かくちく・勝負・競せり合い・競技・プレー・争う・張り合う・対抗する・競せる・せめぎ合う・渡り合う・遣り合う・先を争う・鎬しのぎを削る・対決・敵対・向かう・突っかかる・挑む・立ち向かう・かかる・ぶつかる・対する・相手取る・向こうに回す・向こうを張る・切り結ぶ・丁丁発止 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「火花を散らす」の意味・読み・例文・類語 ひばな【火花】 を 散(ち)らす 刀を交えて激しく切り結ぶ。鎬(しのぎ)を削る。転じて、互いに激しく争う。火を散らす。[初出の実例]「丸々の手垂共出合散々に防戦ふ事、火花を散す風情也」(出典:応仁略記(1467‐70頃か)下)「此二つのものが火花(ヒバナ)を散(チ)らして切り結ぶ関門があると予想してゐた」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例