熱海温泉(読み)あたみおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱海温泉
あたみおんせん

静岡県東部,熱海市の温泉。伊豆半島北東部の傾斜地にあって,相模灘に面する。泉質は単純泉,食塩泉,硫酸塩泉。源泉は 300をこえる。泉温は 61~99℃と高く,湯量も多い。温泉の発見は5世紀頃といわれ,近世期には大湯を中心として温泉集落が形成されていた。明治期以後,熱海軽便鉄道,熱海線の開通,さらに 1934年の丹那トンネルの開通によって急速な発展をとげてきた。第2次世界大戦後は従来の別荘地,保養地から歓楽温泉地への著しい変容をとげ,団体客中心の高層ホテル,旅館の林立する大温泉観光都市の景観を呈するにいたった。旅館は種類,規模とも多様で,保養所も多く,最近ではリゾートマンションがふえた。東海道新幹線が通じて西日本方面からも多く来湯する。

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