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玉の井 タマノイ

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デジタル大辞泉の解説

たま‐の‐い〔‐ゐ〕【玉の井】

よい水の出る井戸。また、井戸の美称。たまい。
「我ならぬ人にくますな行きずりに結び置きつる―の水」〈風雅・雑中〉

たまのい【玉の井】[地名]

東京都墨田区東向島にあった私娼窟永井荷風が「濹東綺譚」で描いた所。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

たまのい【玉の井】

高知の日本酒。酒名は、白玉のような清水が湧き出る井戸から仕込み水を汲んでいたことにちなみ命名。平成5、11~13、15、20年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は松山三井など。仕込み水は安田川の伏流水。蔵元の「南酒造場」は明治2年(1869)創業。所在地は安芸郡安田町安田。

たまのい【玉の井】

岐阜の日本酒。酒名は謡曲「玉の井」にちなみ命名。純米大吟醸酒大吟醸酒、吟醸酒がある。平成11年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米はひだほまれなど。仕込み水は北アルプス山系の伏流水。蔵元の「二木酒造」は元禄8年(1695)創業。所在地は高山市上二之町。

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大辞林 第三版の解説

たまのい【玉の井】

井戸の美称。

たまのい【玉の井】

東京都墨田区東向島にあった私娼街。永井荷風作「濹東綺譚」の舞台として知られる。
現在の京都府綴喜郡井手町にあった井戸。水が澄んでいたことで知られる。⦅歌枕⦆ 「汲み見れど恋ざめにこそなかりけれ音に聞き来し-の水/中務内侍日記」

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日本の地名がわかる事典の解説

〔旧地名〕玉の井(たまのい)


東京都墨田(すみだ)区北部、向島(むこうじま)地区東部の旧称。
売春防止法が施行されるまで歓楽街永井荷風の小説『墨東綺譚(ぼくとうきだん)』の舞台となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

玉の井
たまのい

東京都墨田(すみだ)区東向島五丁目へんにあった銘酒屋形式の私娼(ししょう)街。浅草十二階下の私娼街が1918年(大正7)ごろに移転させられたものを中心に発展した。抱え女は一軒に2人以内が原則で、通勤女や女主人の売春もあった。強制売春も多かったが、前借金のない女が40%前後おり、高級とはいえないが独特の雰囲気をもつ私娼街であった。迷路のような路地続きに掲げた「抜けられます」の表示と、永井荷風著『東綺譚(ぼくとうきだん)』の舞台として有名。[原島陽一]

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