旺文社世界史事典 三訂版 「王 重陽」の解説
王 重陽
おうじゅうよう
金の道士で全真教の開祖
陝西 (せんせい) の人。仕官したが,志を得ず,俗世を批判して道士となり,名を嚞 (てつ) ,重陽子と号した。金朝治下の江北で儒学・仏教・道教の3つを調和させ,教義に禅宗を取り入れて全真教を始め,腐敗した道教の改革につとめた。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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