日本歴史地名大系 「王滝村」の解説
王滝村
おうたきむら
暦応元年(一三三八)木曾家村が木曾を領し、馬籠・田立・西野・奈川・王滝に砦塞を構えたという(岐蘇古今沿革志)。
「永正元年七月十日、飛州之者大勢入込、王滝にて乱取すとて、在番上野肥後より飛脚来る」とある宝永三年(一七〇六)の「木曾考」の「義元討死并王滝取手地戦の事」の記事によると、永正元年(一五〇四)七月飛騨国三木修理亮重頼が兵数百をもって白巣峠を越えて木曾へ侵入し、木曾義元はこれを王滝城で防いだが落城、敗走して負傷し、途中
王滝村
おうたきむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報