甲武信岳(読み)コブシダケ

日本歴史地名大系 「甲武信岳」の解説

甲武信岳
こぶしだけ

大滝村の西端、山梨・長野・埼玉三県の県境にある標高二四七五メートルの山。山名はかつて当山が甲斐国・武蔵国・信濃国の三国の境にあたったことによる。秩父多摩国立公園に含まれ、奥秩父山地主脈上の中央に位置する。三方に尾根を出し、荒川・千曲(ちくま)川・笛吹(ふえふき)川の源流地帯である。北に延びる尾根は埼玉・長野県境となり、同尾根上に三宝(さんぽう)山・十文字(じゆうもんじ)峠・三国(みくに)峠・三国山と続いて群馬・長野・埼玉の三県境へ至る。


甲武信岳
こぶしだけ

標高二四八三メートル。甲州・武州・信州の三国に境を接する山なので、この名が生れたという。拳(こぶし)ヶ岳・国師(こくし)ヶ岳・三方(さんぽう)山とも称した。地籍としては川上村秋山(あきやま)に属し、北斜面は川上地区の入会林野として利用された。「千曲之真砂」や「信濃地名考」に金峰(きんぽう)山を千曲川の源泉と記しているが、甲武信岳の東沢(ひがしざわ)・三宝沢(さんぽうざわ)・西沢(にしざわ)の沢水も合流して流下する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む