真ん丸(読み)マンマル

デジタル大辞泉 「真ん丸」の意味・読み・例文・類語

まん‐まる【真ん丸/真ん円】

[名・形動]完全にまるいこと。ひずみ・ゆがみのない円形または球形。また、そのさま。「―な(の)お月さま」
[類語]丸いまろい丸っこいまろやかまどつぶ円形球形球状・円盤状・輪形同心円半円楕円長円丸まっちい丸丸大円真円正円真ん丸いくりくりたまご形ループっかリング丸まる丸める団団団子状

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精選版 日本国語大辞典 「真ん丸」の意味・読み・例文・類語

まん‐まる【真丸・真円】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 全くまるいこと。正しくまるいこと。また、その形やそのさま。正円。転じて、物事が円満なさま。まんまろ。
    1. [初出の実例]「敵は矢ごろに近づけども、まんまるに立ち並びて」(出典:義経記(室町中か)五)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ある範囲すべてにわたって。まるまる。
    1. [初出の実例]「みやこに大袖をこのめばどっこもきぬ一疋をまんまるそでにしたぞ」(出典:玉塵抄(1563)九)

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