丸丸(読み)マルマル

デジタル大辞泉 「丸丸」の意味・読み・例文・類語

まる‐まる【丸丸】

[名]
1 ある事物を伏せて暗示するときに用いる符号。「〇〇」と書く。
2 二重の圏点。二重丸。
3 団子だんごをいう女房詞。
[副]
1 よく太っているさま。「丸丸(と)した赤ん坊」
2 ある数量や事柄の全体に及ぶさま。完全に。「一袋丸丸残っている」「丸丸二日かかる」
3 全く。すっかり。「丸丸損をする」
[類語](1)肥満・でぶ・でぶっちょ・小太り・太り肉じし・太っちょ・横太り・中年太り・水太り・酒太り・脂肪太り・固太り・着太り・鮟鱇あんこ形・でっぷり・ぶくぶく・ぶよぶよ・ころころ・ぽってり・ぽっちゃり・ぽちゃぽちゃ・ふっくら・ふくよか・豊満・グラマー・恰幅かっぷく・むっちり・むちむち・肥える・太る・福福しい・ふくらか・もちもち・丸ぽちゃ・ぼってり・でぶでぶ・ずんぐり・ずんぐりむっくり・布袋ほてい腹・太鼓腹・寸胴ずんどう・太め・三段腹・段腹・ビヤ樽/(3)丸ごと・そっくりそのまま・全部・徹頭徹尾・残らず・残り無く・余すところなく・ことごとく・通じて・総じて・つぶさに・こぞって・身ぐるみ・全一ぜんいつ・全的・全面的・軒並み・一通り・一渡り・ごそっと・ごっそり・すっかり・一つ一つ・凡およそ・有りと有る・有りとあらゆる・全容・全貌・おんぶにだっこ・オールラウンド・することなすこと・何から何まで・一部始終・全体・裏表・網羅・丸きり・丸っきり・あるがまま・一揃ひとそろい・一式・十把ひとからげ・ひとまとめ・ありったけ・総なめ・細大漏らさず・洗いざらい・何もかも・何でもかんでも・根こそぎ・漏れなく・隈なく・万事・一から十まで・一切いっさい・一切合切いっさいがっさい

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精選版 日本国語大辞典 「丸丸」の意味・読み・例文・類語

まる‐まる【丸丸】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. ① 二重の圏点。二重丸。◎
    2. ② 圏点を二つ以上連ねたもの。〇〇
    3. ③ 団子をいう、女房詞。
      1. [初出の実例]「れいせう院とのよりまるまるしん上」(出典:宝鏡寺日記‐承応二年(1653)六月二六日)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙
    1. ① ( 「と」を伴って用いることもある ) いかにも丸く見えるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「まるまるとしてぬらりまんかんななりぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一六)
      2. 「小屋から丸々太った兎を一匹選り出して」(出典:兎(1972)〈金井美恵子〉)
    2. ② ある範囲に全面的に事柄・事態の及ぶさまを表わす語。すっかり。
      1. [初出の実例]「茅の輪から丸々見ゆる淡ぢ島」(出典:俳諧・七番日記‐文化一五年(1818)三月)
    3. ③ 完全にその状態であるさまを強調する語。全く。全然。
      1. [初出の実例]「丸々(マルマル)相手にしては呉れず」(出典:たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉九)

まろ‐まろ【丸丸】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ① いかにも丸いさまを表わす語。まるまる。
    1. [初出の実例]「筆を取事〈略〉筆をよくとりて、手つきはまろまろとしてよく候也」(出典:入木抄(1352))
  3. ② いかにも、物の性質が柔らかい感じであるさま、人柄が円満であるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「まろまろと撥音うつくしくひくべしと」(出典:胡琴教録(13C初)上)

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普及版 字通 「丸丸」の読み・字形・画数・意味

【丸丸】がんがん(ぐわんぐわん)

まっすぐ。挺直のさま。〔詩、商頌、殷武〕彼の景山に陟(のぼ)れば 柏丸丸たり

字通「丸」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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