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祖師像 そしぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

祖師像
そしぞう

仏教の一宗一派の開祖や開山,あるいはその法系の高僧を絵画,彫刻で表わした肖像。各宗の寺院では祖師像を祀る祖師堂や開山堂が建立され,祖師会,開山忌を行う。密教,禅宗では祖師崇拝が重視され,祖師像の制作も盛んに行われた。ただし禅宗の祖師といえば達磨大師だけをさす。遺品としては『真言七祖像』 (絵画) ,『法相六祖像』 (彫刻) などが著名。

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世界大百科事典 第2版の解説

そしぞう【祖師像】

祖師とは釈迦より仏教を伝授され,これを集大成し,発展させ,あるいはそれによって一宗一派を開創し,またこれをひろめた高僧たちを指し,これら祖師の肖像を祖師像という。仏教の始祖たる釈迦とその教えに対する信仰は,インド,中国,日本各地にあってこれを伝えひろめた各祖師たちへの尊敬へと発展し,多くの肖像が製作された。まず仏教成立初期の釈迦在世時代,釈迦に近侍し直接教えを受けた仏弟子としての大迦葉,阿難などの十大弟子像があり,日本では清凉寺,大報恩寺などの像が知られる。

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世界大百科事典内の祖師像の言及

【肖像】より

… 日本の肖像は,中国の影響を受けて発達したため,当初勧戒画あるいは礼拝対象として成立した。仏教における祖師像は礼拝,供養の対象として制作され,御影(みえ)像を生む。御物の《聖徳太子像》も祖師像の一種だが,むしろ中国の勧戒画的要素が強い。…

※「祖師像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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