糾問(読み)キュウモン

デジタル大辞泉 「糾問」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐もん〔キウ‐〕【糾問/×糺問】

[名](スル)罪や不正を厳しく問いただすこと。「証言真偽を―する」
[類語]審問喚問査問尋問問うなじ責める咎める追及詰問難詰面詰面責問責問い詰める突き詰める吊し上げる締め上げる責め付ける責め立てる難じる

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精選版 日本国語大辞典 「糾問」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐もんキウ‥【糾問・糺問】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 罪状をきびしく問いただすこと。悪事を問い調べること。糾明
    1. [初出の実例]「糺問之処、於所犯者、令承伏」(出典吾妻鏡‐治承五年(1181)正月六日)
    2. 「公務の不正を糺問し、国帝に諫争する」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐蘇不韋伝〕
  3. ものごとを追究すること。
    1. [初出の実例]「今日我国に於て徳義如何を糺問せば」(出典:基督教皇張論(1883頃)〈新島襄〉)

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普及版 字通 「糾問」の読み・字形・画数・意味

【糾問】きゆうもん

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