責立てる(読み)セメタテル

デジタル大辞泉 「責立てる」の意味・読み・例文・類語

せめ‐た・てる【責(め)立てる】

[動タ下一][文]せめた・つ[タ下二]
厳しく非難する。しきりに責める。「相手過失を―・てる」
しきりに催促する。「子供に―・てられて遊園地に出掛ける」
[類語](1攻撃迫る責めるとがめるなじ難ずるさいなつるし上げる締め上げる責め付ける難じる非難する難詰する面詰する面責する問責する詰責する𠮟責しっせきする譴責けんせきする弁難する論難する指弾する追及する・詰問する/(2せつく迫る要求する強請きょうせいする強迫する強談ごうだんする催促する催告する求める催促がましいせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促やいのやいの目まぐるしい忙しいせわしいせわしない気ぜわしい慌ただしいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞い多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まる暇もない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんやああ言えばこう言う揚げ足を取るあげつらう言いたい放題言い立てるうるさいうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口うるさい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せ口やかましいくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける喧喧囂囂けんけんごうごう口角泡を飛ばす小うるさいごてごて小やかましい懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかましいやかまし屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「責立てる」の意味・読み・例文・類語

せめ‐た・てる【責立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]せめた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 しきりに責める。さかんになじる。せきたてる。さかんに催促する。
    1. [初出の実例]「一夜は、せめたてられて、すずろなる所々になん率てありき奉りし」(出典:枕草子(10C終)八四)
    2. 「やいのやいのと責め立てて」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む