デジタル大辞泉
「吊るし上げる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
つるし‐あ・げる【吊上・釣上】
- 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
[ 文語形 ]つるしあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 - ① 物の一端をひもやロープなどに固定し、つるして上方にあげる。つりあげる。
- [初出の実例]「率土普天は皆国の形勝険にして車をも縄を著、馬をも縄を以てつるしあくる処、謂之懸車束馬之険」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一五)
- ② つって上にあげたさまにする。目尻や眉を上にあげる。つりあげる。
- [初出の実例]「眦(まなじり)をキリキリと吊し上げ」(出典:落語・隅田の馴染め(1889)〈三代目三遊亭円遊〉)
- ③ 一人または少数の人を、大勢の人できびしく責めなじる。
- [初出の実例]「何らかの手を打たなくては、吊し上げられる恐れがあり」(出典:シベリヤ物語(1950‐54)〈長谷川四郎〉勲章)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 