デジタル大辞泉 「動もすれば」の意味・読み・例文・類語 ややも‐すれば【▽動もすれば】 [副]とかくある状況になりやすいさま。どうかすると。ともすれば。ややもすると。「物事になれると、動もすれば油断しがちだ」[類語]臨時・随時・不時・不定期・折に触れて・当座・時には・時として・往往・たまたま・たまさか・ともすると・ともすれば・時時ときどき・時折・折折・時たま・間間・折節・散発・間欠・周期的・とかく・時に・時には・偶たま・得てして・なにかにつけ・何かと言えば・もし・仮に・たとえ・もしか・よしんば・たとい・よしや・もしも・万一・万一ばんいち・万が一・万万一・もしや・もしかしたら・もしかすると・ひょっとすると・ひょっとしたら・ひょっとして・あるいは・もしかして・どうかすると・下手すると・一つ間違えば・ことによると・あわよくば・まかり間違う・よもや・まさか・万万ばんばん・夢か現うつつか・図らずも・はしなく・はしなくも・思いがけず・思いも寄らない・思いのほか・心外・突然・唐突・案に相違する・意表を突く・意表・予想外・意想外・ゆくりなく・まぐれ・ひょんな・ひょっと・ゆくりなし・我にもなく・期せずして・悪くすると・事と次第による・事によると・もしくは・はたまた・ないし・偶然・かも知れない・思わず・思わず知らず・我知らず・知らず知らず・折もあろうに・折悪しく・慮外・存外・望外 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「動もすれば」の意味・読み・例文・類語 ややも‐すれば【動すれば】 〘 副詞 〙 物事がとかくそうなりがちであるさまを表わす語。なにかにつけて。なにかというと。ややともすると。ともすれば。どうかすると。またしても。ややもすると。ややもせば。ややとして。ややむすれば。[初出の実例]「大将は、院・内裏・春宮・殿と、おぼつかなからぬ間に参り給ふ。又ややもすればめされ給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)動もすればの補助注記「やや」は「稍」で少し怠る意〔大言海〕といい、「する」は「ある」の意で、「少し何かがあると」の意味。「ヤヤムスレハ」の形は音便形。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by