芒・鯁・禾(読み)のぎ

精選版 日本国語大辞典「芒・鯁・禾」の解説

のぎ【芒・鯁・禾】

〘名〙
① (芒) イネ科植物の外花穎(がいかえい)の先端から出る剛毛状の突起。その有無・長短・形態が分類上の特徴となる。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※曾丹集(11C初か)「我守るなかての稲ものぎはおちてむらむら穂先出でにけらしも」
② (鯁) のどにささるような細かい魚の骨などの類。
※古事記(712)上「頃者(このごろ)、赤海鯽魚、喉(のみど)に鯁(のぎ)ありて、物得食はずと愁言うす」
③ (禾) 金箔・銀箔などを細長く切ったもの。砂子・切箔などとともに絵画や装飾経、装丁の飾りに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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