大分県南西部、直入(なおいり)郡にあった旧町名(荻町(まち))。現在は竹田市(たけたし)の南西部にあたる地域。旧荻町は1955年(昭和30)荻、柏原(かしわばる)の2村が合併して町制施行、2005年(平成17)竹田市に合併。JR豊肥(ほうひ)本線が通じる。標高400~600メートルの阿蘇(あそ)山南東側山腹緩斜面にあり、旧町名は、この上に頭を出す旧火山の荻岳に由来する。1926年(大正15)大野川上流の大谷(おおたに)川から水を引く荻柏原井路の完成で、トウモロコシ、菜種畑に約500ヘクタールが開田。近年、高冷地野菜栽培が盛んである。また、荻神社の神事「ゆたて」は県指定無形民俗文化財。
[兼子俊一]
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