蛛形類(読み)ちゅけいるい

百科事典マイペディア「蛛形類」の解説

蛛形類【ちゅけいるい】

節足動物門の1で,クモサソリダニカニムシザトウムシなど,11目を含む。クモ形(がた)綱または単にクモ綱ともいう。体は,前体部と後体部からなり,前体部に6対の付属肢がある。付属肢のうち,第1対は鋏角(きょうかく),第2対は触肢(しょくし)で,残りの4対が歩脚となる。循環系は開放型。食性は基本的に肉食性。口器は比較的単純で,食物は液状にして吸引する。脳と食道下神経球からなる中枢神経は前体部に集中し,単眼,感覚毛,化学物質の受容器を体表や付属肢にもつ。

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精選版 日本国語大辞典「蛛形類」の解説

ちゅけい‐るい【蛛形類】

〙 節足動物のうちで四対の脚をもち、主として陸上生活をする動物群。サソリ・クモ・ダニ・カニムシなど、いわゆる昆以外の虫の多くがこの類に含まれる。共通の特徴としては触角複眼・大顎がなく、口には鋏角がある。「しゅけいるい」と慣用的に読むこともある。くも類。クモ綱。

しゅけい‐るい【蛛形類】

〘名〙 「ちゅけいるい(蛛形類)」の慣用読み

ちゅうけい‐るい【蛛形類】

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デジタル大辞泉「蛛形類」の解説

ちゅけい‐るい【×蛛形類】

蛛形綱節足動物総称。体は頭胸部腹部とに分かれ、上顎じょうがく鋏角きょうかくとも)・触肢しょくし各一対と、四対の歩脚をもつ。触角・はねをもたず、単眼だけで複眼はない。サソリクモダニなど。くもがたるい。しゅけいるい。

しゅけい‐るい【×蛛形類】

ちゅけいるい(蛛形類)

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世界大百科事典 第2版「蛛形類」の解説

ちゅけいるい【蛛形類】

クモ形類ともいう。節足動物の中で昆虫綱に次ぐ大きな綱Arachnidaで,8万5000以上の種が知られているといわれる。一般になじみの深いものとしてはクモダニサソリの類,なじみの薄いものとしてカニムシコヨリムシサソリモドキヤイトムシカニムシモドキクツコムシヒヨケムシなどの類を含む。歩脚は4対(8本)で昆虫の場合より1対多く,口には大あごのかわりに鋏角(きようかく)があり,触角,翅,複眼はない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)「蛛形類」の解説

蛛形類
しゅけいるい

クモ形類

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