デジタル大辞泉
「血肉」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
けつ‐にく【血肉】
- 〘 名詞 〙
- ① 血と肉。また、血と肉からなるもの。生身の体。また比喩的に、そのものを形作っている要素。
- [初出の実例]「終には是れ、山川の土なれども、捨て難きは、血肉(ケツニク)の身也」(出典:源平盛衰記(14C前)一一)
- 「かつてその理想と表裏して作品の血肉を形成した生活の実質が」(出典:志賀直哉論(1953)〈中村光夫〉山科の記憶)
- [その他の文献]〔韓非子‐八説〕
- ② 血のつながりのある一族。肉親。骨肉。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
ち‐にく【血肉】
- 〘 名詞 〙
- ① 血のつながり。血縁。けつにく。
- [初出の実例]「血肉(チニク)をわけた親類中」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)三)
- ② 血管が浮き出ていること。
- [初出の実例]「目頭に血肉(チニク)の現れるのと」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「血肉」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 