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記述統計学 きじゅつとうけいがくdescriptive statistics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

記述統計学
きじゅつとうけいがく
descriptive statistics

推測統計学 (推計学) とともに数理統計学を形成する2大区分の一つ。 F.ゴルトンや,K.ピアソンなどによって発展した。観察された統計的集団の性質を記述することをおもな目的とし,観察される集団は現実的具体集団 (たとえば何年何月現在の日本の人口) であって,その特性の把握には大量観察が支柱となる。またその特性の記述にあたっては,度数分布,平均,分散,時系列,相関関係といった統計解析が用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

記述統計学【きじゅつとうけいがく】

大量観察法から得た資料を整理してその内容を特徴づける各種の数値(平均標準偏差メジアンモード相関係数等)を算出し,それにより観察された集団の性質を記述する。
→関連項目推測統計学

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大辞林 第三版の解説

きじゅつとうけいがく【記述統計学】

大量観察によって、集団の状態を数量的に記述する統計学。推計学に対して、従来の統計学をさしていう。

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世界大百科事典内の記述統計学の言及

【数理統計学】より

…この立場の理解については,後世まで議論されるところとなった。
[記述統計学]
 一方,実用面からの要請で,多数のデータを統計的に扱う記述統計学の手法が開発された。なかでも有名なのはベルギーの学者L.A.J.ケトレの貢献である。…

【統計学】より

…理論統計学の主要な分野は統計的データの分析法,および統計データの作成法の二つからなる。前者は狭義の数理統計学と呼ばれるものであり,それは統計データを整理要約する方法を考察する記述統計学と,確率モデルを前提にして,データから対象における未知の要素についての判断を導く方法を与える推測統計学の二つの分野からなる。記述統計学は度数分布平均標準偏差相関などを扱う。…

※「記述統計学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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