コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 シノビゴト

7件 の用語解説(誄の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しのび‐ごと【×誄】

《「偲び言」の意。上代は「しのひこと」》死者の生前の功徳をたたえて哀悼の意を述べる言葉。誄詞(るいし)。るい。

るい【×誄】

死者の生前の功徳をたたえて、その死を悲しむこと。また、その文章。しのびごと。誄詞。

るい【誄】[漢字項目]

[音]ルイ(呉)(漢) [訓]しのびごと
死者を弔い、生前の業績などをたたえる言葉。「誄歌誄詩誄文

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

誄【しのびごと】

貴人の死をいたみ,遺徳をしのぶ言葉。古代の葬制は不明な点が多いが,殯宮(もがりのみや)の儀式の時などに,各豪族,部曲(かきべ)から代表が出て,それぞれ伝来の誄を唱えたらしい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しのびごと【誄】

古語シノフ(ときにシヌヒ)は,ほめる,慕い偲ぶ意。シノヒコトは,もとは寿詞(よごと)に通じ,死者を思慕することばの意。天平神護2年(766)正月の宣命に〈志乃比己止乃書(ふみ)〉とある。生前の徳を重ねて顕彰し,系譜や行跡を誦して哀悼する古代ギリシアの〈墓前の辞〉や中国の誄(るい)にも類し,その漢字をあてる。王族,貴族のほか,民間にも行われたが,《日本書紀》の敏達天皇の14年(585)敏達没後の殯宮(もがりのみや)(埋葬まで遺骸を置く仮宮)の儀礼の記事にみえるのが初見,のちには天武殯宮の儀礼に哭泣(こつきゆう)して哀しむ発哀の礼などと並んでくり返され,王権を強化する役割をも果たした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しのびごと【誄】

〔「偲しのび言ごと」の意。「しのひごと」とも〕
人の死をいたんで、その人の生前の功徳などを霊にのべること。誄辞るいじ。るい。 「藤原大臣に賜ひて在る-の書ふみに勑りて在らく/続紀 天平神護二宣命

るい【誄】

誄詞るいし 」に同じ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【誄】より

…天平神護2年(766)正月の宣命に〈志乃比己止乃書(ふみ)〉とある。生前の徳を重ねて顕彰し,系譜や行跡を誦して哀悼する古代ギリシアの〈墓前の辞〉や中国の誄(るい)にも類し,その漢字をあてる。王族,貴族のほか,民間にも行われたが,《日本書紀》の敏達天皇の14年(585)敏達没後の殯宮(もがりのみや)(埋葬まで遺骸を置く仮宮)の儀礼の記事にみえるのが初見,のちには天武殯宮の儀礼に哭泣(こつきゆう)して哀しむ発哀の礼などと並んでくり返され,王権を強化する役割をも果たした。…

※「誄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

誄の関連キーワード私奴婢きぬひかり私賤褒め褒め言葉褒め称す褒め立てる褒めちぎるマホメット教

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

誄の関連情報