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論理解釈 ろんりかいしゃくlogische Auslegung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

論理解釈
ろんりかいしゃく
logische Auslegung

法体系全体における法規の位置および規と関連諸法規との関係といった法規の体系的連関を考慮しながら行う法解釈の方法。体系的解釈といってもよい。ある法規について複数の文理解釈が成立した場合に,それを限定するのに用いられる解釈方法の一つ。過度の論理解釈は具体的妥当性を欠くこともあるが,法的安定性を確保するうえでは論理解釈を無視することは許されない。なお論理解釈は広くは論理の法則に従って解釈する方法一般をさすこともあり,この場合には類推解釈や文理解釈も論理解釈に含まれうることになる。

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デジタル大辞泉の解説

ろんり‐かいしゃく【論理解釈】

法律の解釈において、単独の語句・文章の文法的な意味にこだわることなく、意味を補正したり、他の条文との整合性を考えたりして、その条文の意義を重視する方法。⇔文理解釈

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百科事典マイペディアの解説

論理解釈【ろんりかいしゃく】

成文法の条文の意味を法典全体との論理的関連に重点を置いて明確にすること。形式的な論理学の方法をとり入れた解釈で,文理解釈とともに学理解釈の一種。目的論的解釈と対立する。

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大辞林 第三版の解説

ろんりかいしゃく【論理解釈】

法規の解釈において、他の条文や法秩序との関連性など、法文の論理的意義に着目してなされる解釈。 ⇔ 文理解釈

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

論理解釈
ろんりかいしゃく

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世界大百科事典内の論理解釈の言及

【法の解釈】より

…裁判の過程は事実の認定と法の適用に大別されるが,法の解釈は法の適用に際して法文の意味を明晰化する作業である。解釈をまったく必要としない明確で一義的な法文はごくわずかであり,また法が社会観念の変化に対応しつつつねにもれなく規定することはできないから,法の解釈は法の適用に不可欠の作業であり,古くからさまざまな解釈技術が考案されてきており,そのうち伝統的には文理解釈と体系的解釈ないし論理解釈に区分されてきた。(1)文理解釈 法文の意味を通常の文法の知識とその法文を構成する語の通常の意味にしたがって説明することである。…

※「論理解釈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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