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議政府 ぎせいふ Ǔijǒngbu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

議政府
ぎせいふ
Ǔijǒngbu

朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) の最高行政官庁。別名は都堂,黄閣ともいう。定宗2 (1400) 年,高麗以来の都評議使司を議政府と改め,文官だけの会議体とし,翌太宗1 (01) 年に門下府を廃止し,その官僚を議政府の職員として庶政の処理にあたらせた。

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百科事典マイペディアの解説

議政府【ぎせいふ】

韓国,京畿道中北部,ソウル北方20kmにある都市。京元線の主要駅で,農産物の集散地。金城街道と京元本街道の分岐点。李朝太祖がここにとどまり,文武官がソウルからこの地にきて政治を議したことが地名の由来。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぎせいふ【議政府 Ǔijŏngbu】

韓国京畿道中央部,ソウルの北部に隣接する都市。人口28万1896(1995)。李朝の太祖が開城からソウルへ遷都したとき,長期滞在し,重臣を呼び寄せ国政を論じた故事から発生した名。首都四鎮の一つが置かれた。現在も周囲に多数の軍事基地があり,それらへの物資供給を中心に商業都市として発達した。ソウルの膨張に伴い,その衛星都市化し,人口が急増している。周囲は果樹,園芸農業が盛んである。【谷浦 孝雄】

ぎせいふ【議政府】

朝鮮,李朝時代の最高政策決定機関。1279年(高麗,忠烈王5)にできた都評議使司の後身。都評議使司は門下省(政治),三司(財政),密直司(軍事)の上級官員で構成され,合議制で運営した。李朝にもこの制度が引きつがれたが,1400年に議政府と改称されるとともに兵権は議興三軍府に移管された。太宗は王権の拡大をはかり,事大(中国関係)文書と重罪人審査以外の政務を国王に直結する六曹に移管して,議政府による重臣の権限を縮小させた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

議政府
ぎせいふ / イジョンプ

韓国(大韓民国)、ソウル北方35キロメートルの地点に位置するソウルの衛星都市。面積81.59平方キロメートル、人口35万4422(2000)。京畿道(けいきどう)に属する。1963年、市に昇格。朝鮮戦争を契機に軍事上の要地になり、ソウルとの交通が便利になったことなどで急成長した。かつては付近の農産物の集散地であったが、朝鮮戦争以後に純消費都市の性格を帯びた。ソウルを市場とする近郊農業が発達している。1970年代後半から工業化が進行し転出入が著しく人口変動が大きい。[森 聖雨]

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