選り抜く(読み)エリヌク

デジタル大辞泉 「選り抜く」の意味・読み・例文・類語

えり‐ぬ・く【選り抜く】

[動カ五(四)]多くのものの中から、すぐれたものやよいものだけを選んで抜き出す。よりぬく。「―・かれた材料
[類語]粒揃い有数優れる秀でる偉い優等優秀秀逸錚錚そうそう一廉ひとかど長ずるける良い良好良質優良選りすぐる選抜簡抜抜粋精選厳選特選粒選り一粒選り白羽の矢が立つ

より‐ぬ・く【選り抜く】

[動カ五(四)]多くの中から選んで抜き出す。えりぬく。「精鋭を―・く」

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精選版 日本国語大辞典 「選り抜く」の意味・読み・例文・類語

すぐり‐ぬ・く【選抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 多くの中からえらんで抜き出す。よりぬく。えりぬく。
    1. [初出の実例]「交物(まぜもの)をすぐり抜(ヌ)いて見ると、流儀の節はちいっと計りしかねへといふ世の中だから」(出典滑稽本和合人(1823‐44)三)

より‐ぬ・く【選抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 多くの中から選んで抜き出す。えりぬく。
    1. [初出の実例]「あれかこれかと慥なものを選(ヨ)り抜(ヌ)いて」(出典:大塩平八郎(1914)〈森鴎外〉二)

えり‐ぬ・く【選抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 多くの中から選んで抜き出す。選抜する。よりぬく。
    1. [初出の実例]「だめのないやうに、くれる所を選抜(ヱリヌイ)てあるく」(出典:談義本・教訓雑長持(1752)五)

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