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那古寺 なごでら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

那古寺
なごでら

千葉県館山市にある真言宗智山派の寺。正しくは補陀落山普門坊千手院。養老1 (717) 年,行基の創設になるといわれ,勅願寺であった。円仁も一時とどまり,源頼朝足利尊氏里見氏,徳川家康などの保護を得た。安房国五大寺の一つで,坂東三十三所の一つ。

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デジタル大辞泉プラスの解説

那古寺(なごじ)

千葉県館山市にある寺院。717年創建。真言宗智山派。本尊は千手観音菩薩。郡古山中腹に位置する。郡古観音とも呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

なごじ【那古寺】

千葉県館山市那古にある真言宗智山派の寺。山号、補陀落山。俗に那古観音といい、坂東三十三所第三三番札所。717年行基の創建。円仁が再興。源頼朝が平家討滅後再建。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

那古寺
なごじ

千葉県館山(たてやま)市那古にある真言(しんごん)宗智山(ちざん)派の寺。補陀落(ふだらく)山千手(せんじゅ)院と号する。本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)。坂東(ばんどう)三十三か所第33番札所、安房(あわ)三十四か所第一番札所。717年(養老1)行基(ぎょうき)が元正(げんしょう)天皇の病気回復を祈願して、海中より授けられた霊木で千手観音像を刻んだところ、すぐに健康になられたので、勅命により堂宇を建立したのに始まり、847年(承和14)円仁(えんにん)の再興と伝える。建久(けんきゅう)年間(1190~99)源頼朝(よりとも)が諸堂を再建し、鶴ヶ谷八幡(はちまん)社の別当寺となり、順次繁栄した。1703年(元禄16)地震にあうも、再建された。銅造千手観音立像は国重要文化財、多宝塔、繍字法華経普門品(しゅうじほけきょうふもんぼん)一巻は県文化財。[眞柴弘宗]

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