鈴々舎馬風(10世)(読み)れいれいしゃばふう[じっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「鈴々舎馬風(10世)」の解説

鈴々舎馬風(10世)
れいれいしゃばふう[じっせい]

[生]1939.12.19. 千葉,野田
落語家。本名寺田輝雄。実家は理髪店で,国際文化理容学校卒業。1956年 5世柳家小さんに入門し,前座名は柳家小光。1960年二つ目に昇進し,柳家かゑると改名。二つ目時代はキャバレーの歌謡ショーの司会,キックボクシングのリングアナウンサーで活動。5世立川談志が司会を務めていた『やじうま寄席』(日本テレビ放送網系)などにも出演。1973年真打ちに昇進。1976年 10世鈴々舎馬風を襲名先代が「鬼の馬風」と呼ばれた豪傑だったため,馬風を継ぐのはかゑるが適任といわれていた。自作の新作落語に『会長への道』がある。「落語界は長生きで長老がなかなか死なないから出世ができない」という内容だが,2006年には落語協会会長に就任。2010年退任し最高顧問となる。得意ネタは身辺雑記を綴る『峠の茶屋』『男の井戸端会議』のほか,小さん譲りの『親子酒』『高砂や』など。著書『会長への道』(1996)。(→落語

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