長沼[町](読み)ながぬま

百科事典マイペディアの解説

長沼[町]【ながぬま】

北海道夕張郡の町。東部は丘陵地で,西部は川や沼に囲まれた低湿地であったが,1896年の夕張川の改修以後開田が行われた。肥沃で耕地が広く,果樹,畑作園芸が盛んであり,丘陵地帯の南部では酪農も行われる。西部は低地帯となっており,水田が広がる。168.52km2。1万1691人(2010)。

長沼[町]【ながぬま】

福島県中南部,岩瀬郡の旧町。中心の長沼は近世初期長沼氏の城下,のち松平氏の陣屋が置かれた。江花(えばな)川の低地に水田が開ける。2005年4月岩瀬郡岩瀬村と須賀川市へ編入。60.34km2。6734人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ながぬま【長沼[町]】

北海道中央部,空知支庁夕張郡の町。人口1万2293(1995)。石狩平野南部にあり,国道274号線が通じる。町の大半は低位泥炭を含む低湿な沖積地で,1893年の植民区画設定後に多数の入植者があったが,夕張川や千歳川のはんらんで開村以来大小70回以上の洪水にみまわれている。明治後期の長沼用水の竣工により原野中央部での開田が進んだ。米作を主とし,ジャガイモ,メロン,リンゴの栽培も行われ,東部の馬追丘陵では酪農が盛んである。

ながぬま【長沼[町]】

福島県南部,岩瀬郡の町。人口6466(1995)。奥羽山脈の東縁に位置する。南と北は奥羽山脈からの帯状丘陵が走り,その間にゆるやかな傾斜面をもつ河谷盆地が開け,中央を江花川と簀の子(すのこ)川が東流する。気候は内陸型で,気温較差が大きい。中心集落の長沼は江戸時代に松平氏の陣屋町として発展した。米作,畜産が行われるほか,製材工場がある。会津本街道(国道294号線)が通じ,須賀川市への通勤者が多い。藤沼湖自然公園の整備を行い,観光客の誘致を図っている。

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