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防皺加工 ぼうしわかこう

大辞林 第三版の解説

ぼうしわかこう【防皺加工】

樹脂加工などによって織物を皺になりにくくする加工。ぼうしゅうかこう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

百科事典マイペディアの解説

防皺加工【ぼうしゅうかこう】

防皺(ぼうしわ)加工

防皺加工【ぼうしわかこう】

織物にしわになりにくい性質を与える加工。防皺(ぼうしゅう)加工とも。麻・綿・スフ織物などでは尿素樹脂メラミン樹脂などによる樹脂加工を行うのが普通。毛織物では熱湯蒸気で処理する煮充により防皺性を与え得る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

防皺加工
ぼうしわかこう

織物などをしわになりにくくする加工。織物に生ずるしわは、織物の組織、糸の形状、繊維の種類などによって違っているが、防皺加工は、しわになったとき、繊維の折り曲げられたときにもつひずみから弾性回復させることを向上することにある。そのため繊維内部に樹脂を充填(じゅうてん)結合させるか、繊維を構成する分子間に化学的に架橋結合する方法がとられる。工程は、樹脂液を飽充させたのち乾燥し、高熱処理をしてから、洗浄・乾燥・仕上げをする。この処理をしたものは、しわの回復性、触感などの点では著しく向上するが、引裂強さや摩擦抵抗性などは低下する欠点がある。最近では、ウォッシュ・アンド・ウエア加工、さらに恒久ひだ付け加工を加えたパーマネント・プレス加工などが開発され、実用化されている。[角山幸洋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の防皺加工の言及

【防しわ加工(防皺加工)】より

…布にしわがよりにくくなるようにする加工をいい,かつて,防しゅう(皺)加工ともいわれた。主として,綿やレーヨンなどのセルロース織物やニットを対象としている。歴史的には,イギリスのトータル・ブロードハースト・リーTootal Broadhurst Lee社が1926年に発表した。セルロース織物を尿素ホルムアルデヒド樹脂(初期縮合物)で処理する防しわ加工の特許に始まるものであり,日本では当初,レーヨンスフ織物の耐水強度の向上と着用時のしわの発生の防止を目的として工業化された。…

※「防皺加工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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