精選版 日本国語大辞典「陶器・須恵器」の解説 すえ‐き すゑ‥【陶器・須恵器】 〘名〙 主に青灰色あるいは灰褐色の堅く焼いた無釉の土器で、土師器(はじき)とならぶ古墳時代の窯器。古称は斎瓮(いむべ)。ろくろを用い、還元炎焼成によるため、形態が整い、質が堅緻である。古墳時代後半期(五世紀代)頃に朝鮮から伝来、それ以後、奈良・平安時代にわたり用いられた。すえのうつわ。祝部土器。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報