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陸奥国分寺跡 むつこくぶんじあと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陸奥国分寺跡
むつこくぶんじあと

宮城県仙台市若林区木ノ下にある陸奥国の国分寺跡。従来,塔の礎石だけが知られていたが,1956~59年の調査により東大寺式伽藍配置であったことが判明した。規模は一般の方2町より大きい。塔のまわりは,東大寺と同様回廊があった。

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国指定史跡ガイドの解説

むつこくぶんじあと【陸奥国分寺跡】


宮城県仙台市若林区木下にある寺院跡。741年(天平13)の聖武天皇の勅命によって全国60余国で建立された国分寺のうちの一つ。室町時代には廃れ、1607年(慶長12)、伊達政宗薬師堂を再建し、再び興隆した。明治時代に廃絶したが建物は残り、政宗が建立した薬師堂は国の重要文化財に指定されている。古代の寺院跡が「陸奥国分寺跡」として1922年(大正11)に国指定史跡となった。2006年(平成18)から歴史公園として整備するための発掘調査が行われ、1956年(昭和31)の調査では確認できなかった南大門跡の基壇が発見された。東西18m以上、南北10m以上もあり、伊達政宗が建てたといわれている現在の仁王門と比べても非常に大きなものであることがわかった。また、出土した瓦には、建物や塀の軒先(のきさき)に用いる軒丸瓦や軒平瓦、蓮華文軒丸瓦や偏行(へんこう)唐草文(からくさもん)軒平瓦などが大量に出土している。JR東北新幹線ほか仙台駅から仙台市営バス「薬師堂」下車、徒歩約3分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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