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くま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


くま

暈とも書く。東洋画の技法。墨や色彩の濃淡によって画面に凹凸感,立体感を与えたり,装飾的効果をあげる手法。陰になる部分を次第に濃くぼかしていくのが普通であるが,逆に突き出た部分や光の当る部分に白色や明るい色を加える場合もあり,これを照隈 (てりぐま) あるいは反隈 (かえりぐま) と呼ぶ。また隈を墨のみでとるか色彩でとるかによって墨隈,色隈の呼称があり,輪郭の内側をぼかすか,背景を濃くするかで内隈,外隈の別がある。

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デジタル大辞泉の解説

くま【×隈/曲/×阿】

曲がって入り込んだ所。また、奥まった所。もののすみ。片隅。「川の―」
「光到らぬ―もなし」〈樗牛滝口入道
物陰になっている暗がり。陰になった所。
「停車場(ステーシヨン)前の夜の―に、四五台朦朧と寂しく並んだ車」〈鏡花歌行灯
(「暈」とも書く)色の濃い部分と淡い部分、あるいは、光と陰とが接する部分。また、色の濃い部分。「目の下に―ができる」
「夕暮れの空の濃い―をいろどっている天王寺のあたりを」〈田村俊子・木乃伊の口紅〉
隠していること。心に秘めた考え。秘密。
「人の心の―は映すべき鏡なければ」〈樗牛滝口入道
隈取り」の略。
十分でない部分。欠点。
「その事ぞとおぼゆる―なく」〈・浮舟〉
へんぴな所。片田舎。
「山里めいたる―などに」〈橋姫

わい【隈】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ワイ(漢) [訓]すみ くま
〈ワイ〉奥まった所。すみ。「界隈
〈すみ(ずみ)〉「隈隈/四隈」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


くま

大分県日田(ひた)市の中心地区。旧隈町。三隈(みくま)川右岸に位置する。1594年(文禄3)以降日隈(ひのくま)城の城下町として栄えた。江戸時代の農学者大蔵永常(おおくらながつね)の生地。[編集部]

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