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集中審理 しゅうちゅうしんり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集中審理
しゅうちゅうしんり

1つの事件の審理を集中的に継続して行う方法。継続審理ともいう。複数の事件を同時に併行して審理する併行審理と対立する。集中審理には,事件の審理期間が短縮できるという利点があり,訴訟促進に役立つが,他の事件の審理の開始が遅れるという欠点もある。現行法は集中審理のたてまえを採用しているが (民事訴訟規則 27,刑事訴訟規則 179条の2) ,種々の障害があって,実務の大勢はむしろ併行審理が支配的である。

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デジタル大辞泉の解説

しゅうちゅう‐しんり〔シフチユウ‐〕【集中審理】

刑事事件第一審裁判で、審理を計画的、集中的、継続的に行うこと。当事者に十分準備させたうえで、可能なかぎり公判期日を継続させて審理するもの。継続審理。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうちゅうしんり【集中審理】

訴訟において公判期日(口頭弁論期日)が2日以上にわたる場合に,それを集中的・継続的に行う方式。期日を継続的に開くという意味では,〈継続審理〉の語が同義的に用いられることもある。この集中審理ないし継続審理の方式は,公判審理(口頭弁論)により直接得られる新鮮な心証に基づいて裁判が行われることを可能にするという点で,口頭主義・直接主義の趣旨に添うとともに,訴訟の迅速化にも寄与するものと考えられるため,刑事訴訟についても民事訴訟についても,規則上この方式によることが原則とされている(刑事訴訟規則179条の2,民事訴訟規則27条)。

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大辞林 第三版の解説

しゅうちゅうしんり【集中審理】

訴訟において公判または口頭弁論が二日以上にわたる場合、できる限り期日の間隔をあけず集中的に行うこと。継続審理。

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