コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

青本 あおほん

5件 の用語解説(青本の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青本
あおほん

江戸時代中期に刊行された草双紙の一種。延享~安永 (1744~81) 頃に流行。赤本のあとをうけたもので,赤本より成人向き。表紙が萌黄色であるところからの呼称。同様の傾向をもつ同時期のものに黒本があり,両者の間にはほとんど区別がないが,初期から中期にかけては黒本が多く,後期には青本のほうが多い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

あお‐ほん〔あを‐〕【青本】

《「あおぼん」とも》
江戸中期、享保ごろから赤本のあとを受けて黒本とともに婦女子の間に流行した草双紙(くさぞうし)の一。萌葱(もえぎ)色の表紙であるところからよばれる。絵入りで、内容は浄瑠璃歌舞伎軍記物などを翻案・簡略化したもの。
黄表紙のこと。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

青本【あおほん】

草双紙の一種。黒本とともに赤本の成長したもの。1700年代の延享・寛延ころから安永ころまで流行。萌黄色(もえぎいろ)表紙。黒本とはほとんど区別がない。代表作は《風流邯鄲浮世栄花枕》《風流仙人花聟》など。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

あおほん【青本】

草双紙の一。赤本に次いで、黒本とともに延享(1744~1748)頃から安永(1772~1781)初期にかけて江戸で流行した。萌葱もえぎ色の表紙で、歌舞伎・浄瑠璃・軍記物などに題材をとり、絵を主とする。作者・画工兼帯で、鳥居派の画風が多い。一冊五丁、数冊をもって一巻とする。
草双紙の総称。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

青本
あおほん

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の青本の言及

【黒本・青本】より

…上下または上中下,まれに5~10冊で1編を構成する。黒本は黒色表紙,青本はおそらく萌黄色退色の藁色表紙で,意匠のやや進んだ絵題簽(だいせん)を貼付する。内容は2者ほとんど同じで,浄瑠璃の絵解き,英雄一代記,化物話,異類談等,ときに当世風用語も交える。…

※「青本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

青本の関連キーワード草野種・草草場五薬むしゃむしゃ草加部草越草平町草本植物

青本の関連情報