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あごjaw

翻訳|jaw

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


あご
jaw

脊椎動物上下顎骨を中心につくられた部分。ヒト,類人猿では顔面に顎の占める部分は比較的小さい。下等脊椎動物哺乳類では顔面の大部分を占める。最下等の脊椎動物である魚類無顎類 (ヤツメウナギホソヌタウナギなど) は,名前のごとく顎がない。無脊椎動物では群により異なる。軟体動物の頭足類は嘴状をした背腹1対の角質構造 (「からすとんび」と呼ばれる) をもつ。環形動物多毛類では咽頭壁に左右1対の大型の大顎,口腔壁に小型の多数の小歯。吸血性のヒル類では顎板。肉食性のノドビル類には長いキチン質の顎板。苔虫類の鳥頭体では上下の両顎。ウニ類は5個の顎歯。甲殻類口器は大顎,第1小顎,第2小顎。昆虫類では大顎,下唇などさまざまの様式がある。

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デジタル大辞泉の解説

あご【顎/×頤/×腭】

人など動物の口の上下にあり、下のほうが動いて、食物をかみ砕いたり声を出したりするのに役立つ器官。あぎ。あぎと。
下あご。おとがい。「―がとがった顔」「―ひげ」
釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。あぐ。
食事または食事の費用。「―付き」
「玉を落としたり―を引かれたりして見ねえ勘定迄に商内を仕詰めにゃあいかねえわな」〈洒・部屋三味線〉
物言い。おしゃべり。
「『たはごとぬかすとひっぱたくぞ』『えらい―ぢゃな』」〈滑・膝栗毛・五〉

がく【顎】

動物の口の器官一部あご

がく【顎】[漢字項目]

常用漢字] [音]ガク(呉)(漢) [訓]あご
口の上下の部分。あご。「顎骨下顎上顎
[難読]顎門(あぎと)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

顎【あご】

脊椎(せきつい)動物で上顎と下顎からなり口腔を囲む部分。餌や外敵などをかみ砕いたり,かみついたりするために働く構造を持つ。上下の顎骨(がくこつ)のうち,上顎骨は頭蓋に固定されているが,下顎骨は左右の側頭骨に顎関節で連結,口の開閉等の運動を可能にする。
→関連項目顎関節症

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