論う(読み)アゲツラウ

デジタル大辞泉 「論う」の意味・読み・例文・類語

あげ‐つら・う〔‐つらふ〕【論う】

[動ワ五(ハ四)]物事理非可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。「人の欠点をいちいち―・う」
[可能]あげつらえる
[類語]論ずる論議議論言論公論論弁論判談義批判論難弁難批難批正酷評否定駁論ばくろん反論反対(―する)難ずるばくする非を打つやいのやいのああ言えばこう言う揚げ足を取る言いたい放題言い立てるうるさいうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだくだくだしい口うるさい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せ口やかましいくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける喧喧囂囂けんけんごうごう口角泡を飛ばす小うるさいごてごて小やかましい懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかましいやかまし屋催促がましいせつく迫る要求する強請する強迫する強談する催促する催告する責め立てるせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促目まぐるしい忙しいせわしいせわしない気ぜわしい慌ただしいきりきり舞い東奔西走てんてこ舞い多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんやちゃかちゃか浮き腰もじもじもぞもぞまごまごうろうろうろちょろおたおたふわふわふらふら頓狂さっさうわつくきょろきょろきょときょと軽軽しい軽軽けいけい軽挙軽挙妄動そそっかしい軽はずみ手当たり次第書き入れ時立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「論う」の意味・読み・例文・類語

あげ‐つら・う‥つらふ【論】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 物事の善悪、理非などを議論する。物事の是非をただす。また、ささいな非などをことさらにとりたてて言う。
    1. [初出の実例]「論(アケツラフ)に諧(かな)ふときは、則ち事理(こと)自らに通(かよ)ふ」(出典日本書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓))
    2. 「昼夜をわかたぬ種々の、見せもの茶見せ諸商人、あげつらふにいとまはあらねど」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三)

論うの語誌

「あげ」は「挙げ」、「つらふ」は「言いずらう」「引こずらう」などの「つらふ」で動作や状態が強く長くつづくことを表わし、本来はマイナスのイメージはない。古く、書紀古訓の外には、古辞書や訓点資料に見られるだけであるが、漢文訓読によって後世に伝わった。

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