論う(読み)アゲツラウ

デジタル大辞泉 「論う」の意味・読み・例文・類語

あげ‐つら・う〔‐つらふ〕【▽論う】

[動ワ五(ハ四)]物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。「人の欠点をいちいち―・う」
[可能]あげつらえる
[類語]論ずる・論議・論・議論・言論・公論・論弁・論判・談義・批判・論難・弁難・批難・批正・酷評・否定・駁論ばくろん・反論・反対(―する)難ずる・駁ばくする・非を打つ・やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がたがた・がみがみ・くそみそ・くだくだ・ぐだぐだ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくど・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・四の五の・重箱の隅をつつく・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・たらたら・ちくちく・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・つべこべ・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ねちねち・ねっちり・ぶすぶす・ぶつくさ・ぶつぶつ・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝たこができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談する・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・そそくさ・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・あたふた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・そわそわ・右往左往・慌てふためく・動き回る・ちょこまか・うそうそ・倉卒・押せ押せ・てんやわんや・ちゃかちゃか・浮き腰・もじもじ・もぞもぞ・まごまご・うろうろ・うろちょろ・おたおた・ふわふわ・ふらふら・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「論う」の意味・読み・例文・類語

あげ‐つら・う‥つらふ【論】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 物事の善悪、理非などを議論する。物事の是非をただす。また、ささいな非などをことさらにとりたてて言う。
    1. [初出の実例]「論(アケツラフ)に諧(かな)ふときは、則ち事理(こと)自らに通(かよ)ふ」(出典:日本書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓))
    2. 「昼夜をわかたぬ種々の、見せもの茶見せ諸商人、あげつらふにいとまはあらねど」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三)

論うの語誌

「あげ」は「挙げ」、「つらふ」は「言いずらう」「引こずらう」などの「つらふ」で動作や状態が強く長くつづくことを表わし、本来はマイナスのイメージはない。古く、書紀古訓の外には、古辞書や訓点資料に見られるだけであるが、漢文訓読によって後世に伝わった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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