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高安流 たかやすりゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高安流
たかやすりゅう

能楽大鼓方の流派名。天文 (1532~55) 頃,観世弥三郎元供の門弟であった高安道善 (?~1557) を流祖とする。現宗家預りは安福建雄 (1938~ ) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

たかやすりゅう【高安流】

(1)能のワキ方の流派名。流祖については諸説あって定めがたいが,家伝によると,高安長助(河内高安の人,もと横田姓)を流祖とし,2世を長助の子与八郎(安土桃山時代の人。金剛座ワキ方でのち金剛大夫を継いだ10世金剛又兵衛康季の養子となる),3世を与八郎の子太郎左衛門重政とする。太郎左衛門はワキ方春藤(しゆんどう)六右衛門友尊の女婿寿閑と号し,寿閑を芸祖とする伝承もあり,事実上の流儀の確立者らしい。寿閑の弟三右衛門は大鼓(おおつづみ)方高安流を継いだので,大鼓方とは同祖の間柄である。

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大辞林 第三版の解説

たかやすりゅう【高安流】

能のワキ方の流派の一。流祖は高安長助、事実上の芸祖は三世寿閑と伝える。江戸時代は金剛座の座付き。現在、名古屋・京都などを地盤とする。
能の大鼓おおつづみ方の流派の一。流祖高安与右衛門(道善)は美男子の名人で「高安エビス」と称された。江戸時代は金剛座の座付き。

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世界大百科事典内の高安流の言及

【ワキ方】より

シテ方囃子方狂言方に対しての呼称。現在,宝生流福王流高安(たかやす)流の3流がある。廃絶した流派に進藤流(明治期に廃絶),春藤流(大正期に廃絶)の2流があった。…

※「高安流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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