鳴門[市](読み)なると

百科事典マイペディア 「鳴門[市]」の意味・わかりやすい解説

鳴門[市]【なると】

徳島県北東部の市。1947年市制。鳴門海峡に面する島田島高島,大毛島を含む。中心市街の撫養(むや)は港町,製塩の中心地として発達。明治中期以降塩業と関連して興った製薬のほか,化学,塩業工場が立地し,鳴門ワカメを特産ダイコンレンコン栽培も盛ん。鳴門観潮の基地高徳線鳴門線が通じ,1985年には淡路島と結ぶ大鳴門橋が完成,本州四国連絡道路神戸・鳴門ルートは1998年完成。135.66km2。6万1513人(2010)。
→関連項目鳴門教育大学撫養塩田

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android