黎 元洪(読み)れいげんこう

旺文社世界史事典 三訂版 「黎 元洪」の解説

黎 元洪
れいげんこう

1868〜1928
清末〜中華民国初期の軍人・政治家
ドイツ留学をへて,張之洞 (ちようしどう) のもと新軍養成にあたった。1911年の武昌蜂起の際,強要されて革命軍に投じた。1913年袁世凱 (えんせいがい) の下に副総統となり,袁の死後16年に第2代大総統になるが,段祺瑞 (だんきずい) と対立して辞職。1922年第1次奉直戦争後,直隷派に推されて再び大総統に就任し,翌年曹錕 (そうこん) に追放され,引退

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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