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LSD エルエスディー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

LSD
エルエスディー

幻覚剤。呼称は,麦角アルカロイドの基体をなすリセルグ酸のジエチルアミド誘導体 lysergic acid diethylamideの頭文字をとったもの。色,味,臭いがなく,少量で効果が強く,いわば実験精神病をつくりだす。

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LSD
エルエスディー
landing ship dock

ドック式揚陸艦の一種。排水量約 4000~9000t級で,船体後部はドックになっており,ここに上陸用舟艇 (揚陸艇) が収容されている。上陸に際しては,ドックに水を張り,上陸作戦用人員と機材を乗せた揚陸艇を浮べ,艦尾の後扉を開いて海上へと発進させる。

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デジタル大辞泉の解説

エル‐エス‐ディー【LSD】[lysergic acid diethylamide]

lysergic acid diethylamide》リゼルグ酸ジエチルアミド。麦角アルカロイドの研究中に発見された強力な幻覚剤。極微量で幻覚や恍惚(こうこつ)状態が起こる。麻薬に指定。

エル‐エス‐ディー【LSD】[long, slow, distance]

long, slow, distance》長い距離を、ゆっくり時間をかけて走るトレーニング方法。

エル‐エス‐ディー【LSD】[landing ship dock]

landing ship dock》米国のドック型揚陸艦。船体の後半が浮きドック式になっており、その中から直接揚陸艇を発進させる。

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百科事典マイペディアの解説

LSD【エルエスディー】

リゼルグ酸ジエチルアミドの略称。麦角アルカロイドの構成物質から合成。統合失調症精神分裂病)と同様な症状をもたらすので,精神生理学・薬理学の実験研究に用いられる。
→関連項目幻覚薬向精神薬サイケデリックセロトニン麦角ペヨーテ

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世界大百科事典 第2版の解説

エルエスディー【LSD】

麦につくカビの一種麦角(ばつかく)から分離された精神異常発現物質。リゼルグ酸ジエチルアミドのドイツ語d‐Lysergsäurediäthylamidの略。正式にはLSD‐25という。1943年4月16日にスイスバーゼルにあるサンド製薬会社で麦角から採った数種のリゼルギン酸誘導体の子宮収縮効果を比較研究していた化学者ホフマンAlbert Hofmannは,落ちつきがなくなり,器具がゆがんで見えたり,幻想が浮かんだりして夢見心地に陥った。

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大辞林 第三版の解説

LSD

〖limited-slip differential〗
差動制限装置。自動車の左右の駆動輪が荷重変化や路面変化などにより片方が空転すると残る車輪も回転力を失うことから、双方の回転力や回転速度の差が大き過ぎるときディファレンシャル-ギアの作動を抑制したりロックさせて回転力を確保するもの。ノンスリップ-デフ。

LSD

〖lysergic acid diethylamide〗
リセルグ酸ジエチルアミド。麦角ばつかく中のアルカロイドから合成的に得られる強力な幻覚誘発剤。視覚・触覚の幻覚が顕著。麻薬に指定され法律で規制されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

LSD
えるえすでぃー

強力な幻覚剤(精神異常発現物質)リゼルギン酸ジエチルアミドd-lysergic acid diethylamideのことで、ドイツ語のLyserg sure dithylamidの頭文字をとった略称。1943年スイスの化学者ホフマンの創製で、麦角(ばっかく)アルカロイドの研究中に異常な気分に襲われた体験から発見された。消化管から容易に吸収され、20マイクログラムの少量の内服で知覚異常や幻覚をはじめ、抑うつ、統合失調症(精神分裂病)に類似の症状を呈する。LSDはアメリカにおいて、その幻覚症状がヒッピーとよばれた若者の間で一時愛好され、乱用の結果、麻薬よりもひどい害をもたらしたことから法律によって厳しく規制されるようになった。LSDの幻覚作用は、物がゆがんで見え、壁のしみが人の顔に見えたり、人の顔は漫画化されたように誇張され、彩色感が強まり、極彩色の映像が明滅し、音に触れるような超自然的な感興をおこして異常な心境に引き込まれ、悲観から楽観へ急変したり、逆に不安や恐怖に襲われるなど情動面の変化が激しく、奇抜な空想や妄想的非現実性狂信で忘我の状態となる。
 LSDはまだ臨床的応用が確認されておらず、特殊な精神障害をおこすことによって精神生理学、精神薬理学の分野で単に実験的な使用が考えられているにすぎない。クロルプロマジンなどのフェノチアジン系薬物によって拮抗(きっこう)されることがわかっている。日本では1970年(昭和45)2月に、LSDとその塩類が麻薬に指定された。[幸保文治]

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世界大百科事典内のLSDの言及

【化学兵器】より

…幻覚などの精神異常を起こさせる精神剤では3‐キヌクリジニルベンジレート(BZ)がアメリカ陸軍に採用されている。このほかリゼルギン酸ジエチルアミド(LSD‐25ともいう)は謀略的に使用される。 対植物剤として除草剤2,4‐D,2,4,5‐Tなどがある。…

【幻覚薬】より

…精神展開体験とは,自己内界に注意が向かい,思考力や感覚が高まったと感じ,自他の境が不明になり,人類ないし宇宙への合体感を意味する。精神展開薬は化学的に,(1)β‐フェネチルアミン(メスカリンアンフェタミンなど),(2)インドール系物質(ジメチルトリプタミン(DMT),サイロシビン,ハルミンなど),(3)副交感神経薬(アトロピン,フェンサイクリジンなど),(4)リゼルギン酸誘導体(LSD‐25など),(5)その他(笑気,ナツメグ,マリファナ,バナナの皮など)に分類されるが,作用の強弱によってマイナー・サイケデリクスとメジャー・サイケデリクス(メスカリン,LSD,サイロシビン,DMT,STP,JB‐329など)とに二大別されることもある。
[幻覚薬の研究史]
 中央アメリカでは古くからペヨーテなどの幻覚を起こす植物が知られていて宗教や儀式に使われてきた。…

【向精神薬】より

…これら3種の薬の発見が引金となって,現在までに約200種の精神治療薬が市販されるにいたった。他方,1943年のLSD‐25発見がきわめて微量で精神状態を激変させることを明らかにしたので,精神病も実は類似の毒素が体内で発生すると起きるのではないかという推論が有力になり,精神病の成因や化学療法をめぐって精神化学と精神薬理学が急速に発展することになった。現代精神医学の父と呼ばれるE.クレペリンも実は1892年に薬物が精神作業に及ぼす影響を研究していたし,モロー・ド・ツールJ.J.Moreau de Tours(1804‐84)は大麻による精神異常を観察して《ハシーシュと精神病》(1845)という400ページの本を書いていた。…

【興奮薬】より

…(6)幻覚薬 幻覚,妄想および人格や感情の混乱を生ずる薬物である。メキシコ産のサボテンのアルカロイドであるメスカリン,インドタイマの成分であるテトラヒドロカンナビノール,麦角アルカロイドの誘導体であるリゼルギン酸ジエチルアミド(LSD),メキシコ産のキノコのアルカロイドであるシロシビンなどが研究されている。なかでもLSDは1μg/kgの少量で多幸感,幻覚など精神分裂病様の症状をひき起こす。…

【セロトニン】より

…セロトニンは脳の活動を高めると言われ,いわゆる抗セロトニン薬はセロトニンの酸化的分解を抑えるために覚醒剤となる。LSD‐25などはこの例である。またレセルピンreserpineは結合性のセロトニンを遊離させ分解を促進するため精神安定作用をもつ。…

【麦角】より

…エルゴタミンおよびエルゴトキシンは子宮収縮作用のほかに末梢血管を収縮させる作用もあり,その結果,血圧の上昇が起こるので,子宮収縮の目的には適さないが,片頭痛に効果があるため,他の薬剤と配合してこの目的に多用される。またアルカロイドから誘導されるリゼルギン酸ジエチルアミド(LSD)はきわめて微量で幻覚を生じさせる作用があるため,精神科領域で最も大きく期待される薬物となった。【新田 あや】。…

【麻薬】より

…一般には,これら法的に定められたものが麻薬とされている。広義の麻薬は,ケシから得られるアヘンアルカロイド系麻薬,コカから得られるコカインなどのコカアルカロイド系麻薬,LSDなどの合成麻薬,そして大麻およびその抽出物の4種に大別される。 これらのうち,前3者については,鎮痛薬,鎮静薬,鎮咳(ちんがい)薬,麻酔薬などとして,医療上,学術研究上重要な位置を占めているため,これらの目的に限って使用が認められている。…

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