プロ

デジタル大辞泉 「プロ」の意味・読み・例文・類語

プロ

《「プロフェッショナル」の略》ある物事職業として行い、それで生計を立てている人。本職。くろうと。「その道のプロ」「プロ顔負けの腕前」「プロゴルファー」⇔アマ
プログラム」「プロダクション」「プロレタリア」「プロパガンダ」などの略。
[類語](1専門家スペシャリスト玄人本職・熟練者・エキスパートゼネラリストセミプロプロフェッショナルたくみ名人達人達者名手巨星巨匠名匠名工大家たいか権威腕利き腕扱き腕達者第一人者仕事師遣り手敏腕素人しろうと離れ玄人くろうとはだし神業かみわざベテランオーソリティーソムリエスキルドワーカーマイスタープロパー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「プロ」の意味・読み・例文・類語

プロ

  1. 〘 名詞 〙
  2. プロスチチュート」の略。
    1. [初出の実例]「処が床へ回ってから、プロ〔娼妓〕と僕とさしむかひになると」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)
  3. プロレタリア」、または「プロレタリアート」の略。
    1. [初出の実例]「プロが搾取されてブルの肥る有様にさも似たりである」(出典:生物学と産児制限(1926)〈山本宣治〉)
  4. プログラム」の略。〔モダン語辞典(1930)〕
  5. プロセント」の略。
    1. [初出の実例]「分量は些とでもいいから、十プロぐらゐにしてくれないか」(出典:アパアトの女たちと僕と(1928)〈龍胆寺雄〉七)
  6. プロダクション」の略。〔モダン辞典(1930)〕
  7. プロパガンダ」の略。〔モダン辞典(1930)〕
  8. プロマイド」の略。〔モダン辞典(1930)〕
  9. ( 「プロフェッショナル」の略から ) あるものごとを、生計の手段として行なう人。自分の職業であるとの強い自覚をもって、それにうちこむ人。くろうと。⇔アマ
    1. [初出の実例]「その頃すでにプロに転じていたチルデンは」(出典:スポーツ讚(1949)〈佐々木基一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android