玄人跣(読み)クロウトハダシ

デジタル大辞泉 「玄人跣」の意味・読み・例文・類語

くろうと‐はだし【玄人×跣】

玄人はだしで逃げだすほどである意》素人技芸学問などに専門家が驚くほどすぐれていること。「玄人跣腕前
[類語]めぼしい目立つ引き立つ顕著水際立つ著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない卓抜卓出卓越卓絶逸出素晴らしい素敵すてき見事みごと立派最高絶妙秀逸結構目覚ましい輝かしいたえなるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える水際立つ抜群群を抜く抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ超人的プロ専門家スペシャリスト玄人くろうと本職エキスパートゼネラリストセミプロプロフェッショナルたくみ名人達人名手巨星巨匠名匠名工大家たいか権威腕利き腕達者第一人者仕事師遣り手敏腕神業かみわざベテランオーソリティーソムリエスキルドワーカーマイスタープロパー

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精選版 日本国語大辞典 「玄人跣」の意味・読み・例文・類語

くろうと‐はだし【玄人跣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 玄人がはだしで逃げ出す意 ) 素人が、技芸や学問などに専門家が驚くほどすぐれていること。
    1. [初出の実例]「殊に義太夫には玄人跣足(クロウトハダシ)造詣があった」(出典:続珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉一一)

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