デジタル大辞泉
「城東」の意味・読み・例文・類語
じょうとう【城東】[大阪市の区]
大阪市東部の区名。昭和18年(1943)旭・東成両区から分区して成立、昭和49年(1974)東半部は鶴見区となる。
じょうとう【城東】[もと東京市の区名]
もと東京市の区名。昭和7年(1932)亀戸・大島・砂の3町によって成立。昭和22年(1947)深川区と合併して江東区となる。
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じょう‐とう ジャウ‥【城東】
[1] 〘名〙
※
経国集(827)一〇・秋日登叡山謁澄上人〈
藤原常嗣〉「城東一岑聳。独負
二叡山名
一」 〔劉廷芝‐代悲白頭翁〕
[2]
[一] 東京都旧三五区の一つ。昭和七年(
一九三二)亀戸・大島・砂の三町によって成立。同二二年深川区と合併して
江東区となる。
[二] 大阪市の
行政区の一つ。大阪市の北東部、寝屋川下流の
低地で、
阪神工業地帯の一部を形成する。
北部は住宅地。昭和一八年(
一九四三)区制、同四九年鶴見区を分区。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
城東
じょうとう
東京都区部のうち,皇居 (江戸城 ) 以東の地域で,荒川と隅田川に囲まれた江東,墨田の2区にまたがる地域。領域は明確ではなく,狭義には江東区の東半部を占める旧城東区の範囲をいう。荒川の河口部右岸は,万治1 (1658) 年以降開拓の低湿地で,1932年に3町が合併して城東区となり,47年西の深川区と合併して江東区と改称。旧城東区域には,中川,竪 (たて) 川,小名木川などがあり,早くから工業が発達。現在は機械,金属,化学などの中小工場が多く,京浜工業地帯の東縁をなす。
城東
きとう
静岡県南西部,菊川下流域にある掛川市の旧村域。旧村名。 1973年大浜町と合体して大東町となり,2005年掛川市,大須賀町と合体して掛川市となった。純農村的色彩が強く,水田のほか畜産,温室メロンの栽培が行なわれている。御前崎遠州灘県立自然公園に属する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報